大昔の絵本草双紙大津絵ぶし現代語訳書籍付き
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「大津画諷」は、江戸時代中期から後期にかけて江戸で流行した草双紙の一種と考えられます。 草双紙は庶民の娯楽として親しまれ、風刺や滑稽な内容が多く含まれていました。特に、当時の風俗や社会情勢を反映した作品が多く、現代の漫画や絵本の原型とも言われています。 大津絵は、滋賀県大津市周辺で生まれた素朴な絵画で、ユーモラスな人物や動物が描かれ、庶民の間で広く親しまれていました。「大津画諷」というタイトルから、大津絵の要素を取り入れた風刺的な草双紙と思われます。当時の物としては保存状態は良いと思います。約30頁。 文字はくずし文字のため解読は非常に困難です。そこで私が使用している解読術をご提供いたします。専門知識がなくても簡単に無料で解読、現代語訳できる方法をお教えする書籍です。その方法を使って、紹介写真の一番最後のページを訳してみました。(100%の正確性は保証致しかねます) 現代語訳(試案) 「葉が揺れる近江(滋賀)の八景の地、その里の風情を映し出すように、夕暮れには三井寺の鐘が響き、瀬田の唐橋に漂う霞が静かにたなびいている。晦(つごもり)の夜に灯された灯籠の明かりが辺りを照らし、雪が降り積もる比叡山の麓では、風景が約束されたかのように美しく広がる。 石山寺の火が燃え尽きて、雪に濡れるその姿は、唐崎の松に舞い落ちる雪をさらに際立たせているようだ。しかしながら、どれほど美しい景色も儚く、間違いも早とちりも人の世の常。そんなことに振り回されるのもまた宿命なのだろう。」 解説 1.近江八景 この文章には、近江八景(滋賀県の琵琶湖周辺の美しい景勝地)の情景が織り込まれています。「三井の晩鐘」「石山の秋月」「唐崎の夜雨」など、八景を思わせる表現が登場します。 2.自然と人の対比 美しい自然描写が中心ですが、それに対比するように、「早とちり」や「人の世の常」といった、人間の失敗や儚さが暗に語られています。 3.詩的なリズム 草双紙らしいリズム感のある文章であり、当時の読者が自然の情景に心を重ねながら、物事の儚さを感じるような内容です。 4.背景 近江八景の描写を通じて、当時の庶民が抱く美への憧れや、自然を愛でる心が表現されています。また、晦日や雪といった季節感もあり、時間の移ろいを意識させます。この詩的な一節は、風景描写を通じて人の世の儚さを暗示しているように読めます。カテゴリー:ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##書商品の状態:全体的に状態が悪い配送料の負担:送料込み(出品者負担)配送の方法:らくらくメルカリ便発送元の地域:滋賀県発送までの日数:3~7日で発送photo_description
Update Time:2025-04-07 15:43:01
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