フランスの田舎でみつけたFISCHEL社製の古木ベントウッドチェアです。 1920年代頃。ビーチ材。 [ベントウッドチェア]とは、曲げ木のイスのことで、蒸気で柔らかくした木材を型枠に入れて成型したもの。繊維を断ち切らない為、とっても丈夫です。 オーストリアのトーネットが1830年代にその技術を開発し、今日でも人気があります。 こちらはそんなトーネット社のライバル企業であったFISCHEL社製のベントウッドチェア。Fischel（フィッシェル）社は、1871年にデビット・ガブリエル・フェッシェルが、長男のアレキサンダー・フィッシェルと共にオーストリアで設立した家具メーカーです。 事業拡大に伴いチェコスロバキアにも工場を持ち、その後トーネット社やムンドス社、フランスのバウマン社などと並ぶ人気の家具メーカーへと成長しました。フィッシェル社の製品の中でもオーストリア製のものは数が少なく、希少性が高いと言われています。 ベンドウッドチェアには様々なタイプが存在していて、こちらは最もポピュラーなダブルループと呼ばれる背もたれが2本の輪のようになっているタイプとなります。 毎日使う椅子としてはもちろん、お部屋の片隅に置いて飾り台として使ってみてもお洒落ですね。 年代物アンティークならではの、味わいのある古びた感じと素朴な風合いが、ノスタルジックな雰囲気を漂わせ空間に程よい温もりと心地よさをプラス、ディスプレイにするだけでインテリアに深みを出してくれそうですね。 ショップのディスプレイ小物としてのご利用はもちろん、日常空間でアンティーク家具と組み合わせてヨーロッパの映画や、インテリア雑誌に出てくるようなワンシーンを作り出すのも楽しそうですね。また、モダンな家具との組み合わせもおもしろそうです。 経年劣化による汚れ、キズ、錆び、ワレ、剥げ、染み等ございます。 その点をご理解の上でご購入をお願いいたします。 ○サイズ○ H:約89cm×W:約39cm×D:約48cm 座面までの高さ:約47cm ※多少の誤差は悪しからずご了承ください。 ※北海道、沖縄及び一部離島は配送不可となります。