☆ スピアフィッシング用にモディファイしたナイフです。 modify = 修正する、少し（ 一部 ）変更する、修飾するという意味。 ■ ダガーナイフ 考察 2008年6月に東京・秋葉原で発生した通り魔殺傷事件の影響を受けて銃刀法が改正され、ブレード形状が左右対称のダガーナイフは販売 / 購入 / 所持が禁止されたことから国内のスピアフィッシャーマン達は已む無く、ダイバー用のナイフで代用していると推測します。 ブレード形状が左右非対称のダイバーナイフは切ることに特化した刃付けでスピア用には不向きです。 ダイビング器材メーカーが販売しているダイバーナイフでも海に浸けただけで錆が発生してしまう粗製品を散見します。( 画像 3・4 ） ■ ナイフ 詳細 刃幅が狭く獲物の急所を突き刺す形状に特化させ、ブレード表面にフッ素コーティング加工を施し、錆が発生しません。 シースにはナイフを収納する際にカチッ♪とした感覚が手に伝わるロック機構を備えています。 フィンガーグルーブを施したグリップなので獲物を〆る際、しっかりと握れる形状です。 誤って手からナイフを落とすのを防ぐ伸縮するランヤードをソングホールに取り付けています。 ■ ストラップベルト 考察 古典的なベルトは強めに締めて装着した筈なのにズリ下がることで魚突きに全集中したい時にベルトの修正はストレスが増大する要因です。 身体に装着したナイフのベルトが弛緩する原因はウェットスーツの生地は無数の気泡が集積した素材で水面下へ潜降すると水圧によりスーツ生地の気泡が圧縮され収縮した状態になるためベルトを強めに締めても水中でベルトの緩みは阻止できません。 注 ）素潜り中に血流を阻害する要因があれば脳型減圧症や虚血性心疾患を発症する事例あり 注 ）四肢の一部をベルト等で強く締め付ける、サイズが窮屈なウェットスーツ等が要因に該当します ■ ストラップベルト 特長 バックルの内部機構に強力なスプリングが装填されており、水圧で圧縮されたウェットスーツ生地に対してバックル内部のスプリングが伸ばされた状態から元に戻ろうとする力 （ 弾性 ）を利用してベルトに掛かる張力をバックル自体が調整してくれるのでナイフを装着した位置を保持します。 ベルトの長さは 約 ６０cm 付属品 / ストラップベルト × ２