SOMES SADDLEのスマートウォレットです。¥49,500ほど。 素材はコードバン、色はブラックです。 「日本のエルメス」とも言われる北海道の馬具メーカー、ソメスサドル。馬の革を知り尽くしたメーカーによる馬革財布です。 ベストセラーになったコードバンウォレット「ハノーバー」がありますが、こちらの「ディアマン」はそれを超える最上級グレードのシリーズとなっております。 特にこちらのスマートウォレットは、通常二つ折り財布に比べて小ぶりなサイズ感となっており、電子マネーと併用してお使いの方にオススメです。 カバンに入れて1年週3くらいの頻度で、ウォームスクラフツやガンゾなどの財布とローテーションして使っていました。コードバン特有の使用感はありますが、目立つようなキズ汚れはありません。 【公式サイトより】 https://www.somes.co.jp/store/products/detail/2885 「ディアマン」シリーズに厳選する革、オイルコードバン。銀面でもなく床面でもない中間層に隠された、繊維が緻密なたった1mm程度のコードバンの元となる層。馬の臀部にのみ存在し、表からも裏からも目視ではわからないため、削り出すまで品質や面積がわかりません。「ダイヤモンド」と形容される稀少さですが、それだけではない物語があります。 なめしはフルタンニン、革を漬けること約6ヶ月。その後染色、乾燥、削り出し、磨きという、いずれも職人の繊細な手加減、温度や湿度の厳密な管理で10ヶ月から1年をかけて「コードバン」は出来上がります。 オイルコードバンは、表面にコーティング加工がない素に近い仕上がり。繊維自体は他の革にない強固さですが、自然由来の小さなキズやシワも少なくないため、製品になったときの美しさはもちろん、開け閉めや折り曲げを考慮した繊維方向など、必要に応じて革を漉き、端正な薄さを保ちながら、堅牢性を失わない貼り合わせと縫製を重ねていきます。 断面のコバ磨きは革本体とはまた違う輝きで製品を彩る輪郭に。ポケットなど細部のステッチワークも手しごとが成す芸術的な均整。ぜひご堪能ください。 内装に使用したカーフ（仔牛革）含め、経年変化も存分に味わえる最高級の素材。そして数名のスペシャリスト。稀少な素材を稀少な技でバトンをつないで、宝石のような革製品たちが生まれます。